TOPお仕事CintiQ13HD&CLIPでの設定の青書作業実験


CintiQ13HD&CLIPでの設定の青書作業実験
絵はまだ番組名自体を公開出来る時期じゃないので載せられない(;´・ω・)
製作終了から数年経っても国内放映予定のない爆丸4、4.5の例もあるのだけれど。

やったのはスキャンした鉛筆画の下書きを取り込んで青書してみるという実験。思ったよりも時間が掛かる。ツール慣れしていないのもあるのだろうが、A4、350dpiのを青書するのに1時間以上は掛かってしまう。フリーハンドではいくら手ぶれ補正が効いていてもヨレるので曲線ツールも使ってみたりもした。それでもちょっとした線のゆがみや、思った線にならずアンドゥを繰り返している。紙と鉛筆ならば、掛かっても30分以内に終わるのだが。

これで出た結論というわけじゃないが、紙で作業を進めて別々に描いた物を1枚に統合したり編集するのをデジタルで、というのが良いような気がした。もちろんデジタルで作成するのにはメリットがあって、それは是非とも活かしたいと思うのだが、これだけ時間が掛かっていると後々の急ぎの場面で追いつけなくなる。

それと、デジタルで仕上げた物の綺麗さは良いのだが、現時点では自己満足レベルでしかないのでは?、とふと思ってしまう事もある。これは描く人によって意見は分かれると思う。自分は版権イラストも多くやっていた影響もあって、綺麗に仕上げなければ、という強迫観念のような物も働いているからだろう、と。普段から鉛筆替わりにサラサラと、線がヨレようがハミ出そうが気にしない性格の人や時間がいくら掛かっても気にしない、なら問題ないのかもしれない。

まあ、せっかく持ち出した機器なので、出来るだけ頑張ってみよう。

自分はキャラクターデザインという仕事は実を言うとアニメでは今回が初というわけではなく、2008年頃にアダルト物で2本ほどやっている。2004年以前だとゲームやイラストでのデザインも多くやってはいるが、どちらかといえば、画面の密度をどれだけ高くするかがカギだった。ゲームにしろイラストにしても”止め絵”の完成度や情報量を求められていたから。女児向けというのはそういった仕事とはまるで違う物なので勝手が違う。ハッタリを効かせたり過激にすればウケの取れるアダルト物と違い、いかに可愛く、格好良く、観る子供たちに夢を持たせられるか。なおかつ、膨大な国内外の作画スタッフが動かしやすい形に出来るか?、立体化(玩具化)した時に破たんしないか?、などなど。それと放映される、舞台となる国が日本ではないので、その文化をどれだけ入れられるかも重要になってくる。

今回に限らず、デザインする時には出来るだけ漫画やアニメ雑誌を見ないようにしている。どうしても自分は見た物に影響される事があって、「これ○○に似てる」と言われるのを気にしてしまうからだ。昔と違い、現在だとネットの画像検索のおかげで、自分が描いた物と似た物はないか?、など、「そのまんまじゃないか」という事を避けられる。本作品では海外側の原案があり、それ自体がパクリではなければという前提はあるが、出来るだけ良いアレンジをしようと考えている。これは監督や企画、原作した会社がOKを出すまで続く。

9月中旬には製作に入ってしまうので急がなければ。。。


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カテゴリ:お仕事
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