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ちょっと専門的なお話
今回は愚痴とかじゃなく、ただの駄文です。

CLIP STUDIO PAINT アニメーション機能の使い方(Youtube)

このエントリの中で同じ単語の動画(ムービーのデータ)と動画(作画の中割作業)があるんでややこしくてすみませんm(__)m

今後、「仕事でやるかもしれないし~」、という事で観ておいたんだが、手順が多過ぎて厳しいなあ。紙ならば、ただライトテーブルにタップ(動画用紙を固定する器具)に紙を乗せて、そのまま鉛筆と色鉛筆で描く、終わったらカット袋に入れて提出するだけ。その紙の作業を置き換えるとこうなるのは以前から仕上げ(セルの着色)の方で見ていたし、データでの動画検査でもそんな感じだったんで理解は出来る。でも、せめてフォルダやレイヤーを作るとか、その辺は自動化してくれると少しは楽になりそうだよね、と。今の状態だと混乱してデータの上書きやら消去って事故も起こりそうで怖い。そのためにフォルダを作ったり細かく手順が分かれてるんだろうけど、自分の世代でもギリギリ、上の年配の人にはとてもじゃないがPCの操作、作画作業は無理じゃなかろうか?

この動画を観ていて確かに線はデジタルなので綺麗ではある。前の絵のエントリなどでも書いたがデジタルでの作画は絵を描くという感じじゃなくて、機械的な編集作業をしている風にしか感じない。DTPやデザイン業界の方ならそういう物なんだろうけど。

下で書いたように仕上げまでそのまま出来れば、というか出来てしまうので、仕上げさんはスキャンした絵の線の修正やゴミ取りをしなくて済むので楽が出来るんだが、それだけ作画というより仕上げさんの方に気を遣ったシステムのような気がしてならない。単価に違いはあるが、同じ時間にこなせる量が圧倒的に違い、動画(作画)の人の負担が洒落にならないような。「慣れれば速くなる~」と言われたらオシマイだけど、現時点では紙ならばもっと早く上がる。業界自体がデジタルで強制的に統一される、というのであれば、覚える必要はあるのだろうけど。同様に作画監督や演出の人、制作進行など関わる人も皆、覚える必要が出てくるな。

動画の最後の方、仕上げでの塗り作業はレタスのペイントマンで行う、というのは同社のソフト資産を活かすためなのか、既に普及しているからそうなってるのか。同じCLIP上でやれれば、とも思ったんだが、あえてやらないだけなのかな。素朴な疑問。

前に人から聞いた話によると「動画マンが動画作業から仕上げ(塗り)まで出来るから収入も上がる」との事。まあ、確かにそうなのだろうけども、それだと習得して食えるようになっても、動画マンから動画検査へは別としても、原画マンや作画監督などへ上がるタイミングというか期間が見えない。専門職として一生やるならわかるけど、それを望む人は中々いないだろうし。先輩や上司に上がった物を見て実力を測って貰い、原画マンへ移行する機会が見えないような気がする。よほど、自分からアピールする姿勢がなければ、ずっと動画マンのままになりそうな。それに、仕上げるスピードが速いからといっても、決して上手いとは限らない。海外の動画検査をしていてよく分かった。


・・・とまあ、長々と書いてしまった。機会があればCLIPでちょっとした動くカットを描きたいと思った事もあってこのYoutubeの動画を観ただけなのですが、ついでに一部の会社では「こんな面倒な事をやってるのー?」、と感じた事を書いてみたのです。んで、趣味で自分が今あるCintiQ13HD(液晶タブレット)じゃなくWindowsタブレットでやろうとするとキーボード必須、マウスも必要かも、と決してお手軽でもなく簡単じゃない事を実感しました。まあ、時間があったら試したい、という事で。(紙に描いてスキャンしてやった方が速いんじゃないか?ボソリ)

CLIPとは関係ないけど、何やら原画から自動中割を生成するアプリなどもあるらしく、その辺が進化する事にも期待したいですな。

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カテゴリ:お仕事
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