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あんだーぐらうんど

ガンダムを“熱烈歓迎” 動漫迷(おたく)の心つかむ
某所で見つけた話題。ついでなので現地の実情とか書いてみる。
まあ、違法な物だし興味を持たれるのは良いとして、入手しようという事は危険なのであくまでも話のネタとして、続きは追記↓で(汗)
※最近は空港、税関での取り締まりが強化されています。


続きです。

海賊版DVDについては大体1枚6~7元(1元=14円として約100円)。DVDにも二種類あって、DVD-VideoDVD-ROMがあり、前者は一般的な物であるのに対し、後者はPCで観る事を前提に作られており、.RM形式やDivX形式で圧縮されてTVシリーズ全話だとか、OVAシリーズが全話入っていたりする。もちろんPCで観るためのプレイヤーや、本来有料やシェアウェアとして制限を施した物を解除したツールさえ入っている場合もある。しかし、私が以前購入したDVDプレーヤーのように、これらのコーディックに対応した物であれば問題無くTVで観れる。値段はDVD-Videoより若干高く10元から↑位。数枚組みで売られている事が多い。

これだけ見ると良さそうに思えるかもしれないが現実は甘くなく、読めないディスクがあったりする。そう、管理が悪くてディスクが曲がっていたり、酷い傷が付いている。それだけなら良い方でパッケージと中身が全然違っていたりする。安いからとはいえ、それが本当に良い物だとは限らない。

DVD-Video、DVD-ROMのどちらにも言えるのだが、必ずしも販売された商品の海賊版ではない場合がある。何かといえば、TVからのキャプチャ、中国語字幕を入れてエンコードした物だ。地震速報、時報、時刻などのテロップが入ったまま作られているのが笑えるのだが・・・。字幕は福建省や広東省、香港、台湾で作られた物が多いらしく繁体字の字幕が目立って多い。しかし誤訳も多く、これも笑えるネタとして掲載したいところだが違法なのでやめておく(汗)

上で書いたようにTV録画、劇場での隠し撮り、業者を介してのフィルムから直接キャプチャ等、色々な手段を取られているのだが、TVに関しては日本に居る中国人や日本人の協力があるのだと思われる。驚いた事に日本で放映されて数日も経たないうちに翻訳され、サイトにアップされている。当然、それが後日まとまった状態として焼かれ、海賊版として店頭に並ぶ。(←これ重要)

店頭と書いたが現在は取り締まりが厳しくなり、店舗の無い一般住宅での一部屋で売買されている。あらかじめ買いに行く前にケータイで連絡するのだ。それ以外にも、突然屋台を組み立てて路上販売をしてみたり、おばさんが子供用の座席の付いた自転車でソフトを売り歩いていたりする。通りがかりに必ず言う台詞は「DVD、DVD」だ。以前は一般的な家電、PC量販デパートのソフト、周辺機器売り場の奥に売り場を設けていたのだが、手入れが頻繁なのかあまり見かけなくなった。

あまり大きく書いてはいけないが、私は数十枚購入して観ていた。しかし、異様に腹立たしく思えるのは、その海賊版を制作した連中の名前(当然ペンネーム)が、オリジナルのオープニング、エンディングスタッフクレジットに並んで入れ込んでいる事だ。文字フォントも似たような物にして区別が難しい巧妙な物もある。監督やキャラクターデザインの名前のわき、製作会社の所に自分達の名前やグループの名前を入れている。そしてほとんどの物に著作が自分達にあるのだと主張したテロップが流れる。同じ業界に身を置く者として怒りさえ感じる・・・。例えば、動画として名前をテクレジットに載せるのに、私は1年近くの月日を要した。その時の感激は忘れられないし、家族も喜んだものだ。しかし、それを軽軽しく愚弄されたような感じがした。

こうして、かなり安価で出回っている海賊版だが、撲滅する事は不可能だ。空港で取り締まっても意味が無い。今となってはネットでじゅうぶん渡せる事だ。特にここ中国においては娯楽の中にTVは重要な位置にあり、日本のTVアニメも放映されているが、それはごくわずかな物。だからこそこうした海賊版が売れるのだと思う。しかし、売れなければ作る側は労力に見合わないとして数は少し減るだろう。日本人観光客が喜んで買っていくようだが本来、日本人は買うべきではないのだと思う。自らの首を絞めているようなものだから(特に業界関係者はね)。

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