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雪・・・

仕事中、寒い寒いと思ってたら案の定、雪になってました。

夜景モードで撮影

明るく写っていますが、実際は街頭で少し見える程度です。シャッタースピードが遅いはずなのですが、思った以上に雪が撮れています。ただ、手ぶれしちゃってるけど(^o^;)


日が明けて


マンション前

雪景色、翌日まで続きましたが今はほとんど消えています。



オマケ
あやしい・・・

怪しすぎる・・・。






さて、最終回です・・・。
例によって読みたい方だけどうぞ。
※2/20 6:00補足、追記

続き、最終回・・・。






『 4月まで店に行き続けると約束したが、果たせなかった。
描いていた”あなたの絵”も完成せず、終わってしまった。
私はあなたを描き続ける事が悲しくて耐えられなかった。
とても残念だ・・・。

最後の来店、あなたと会うのも今日が最後。
昨年の事が懐かしい。
あなたは前日に「プレゼントを買ってきて」と言っていた。

1月1日以降、私はあなたが心変わりするのを待っていた。
しかし、その願いも叶わなかった。
あなた達は恋人という形に定まっている。

私はこれ以上、あなたとは会えない。愛しあう事も不可能だ。
今でも、、、私はあなたを愛している。
愛しているからこそ、あなたと会う事を、友達になる事を拒絶した。
あなたは”今後、良い友達になれる”と書いたが、それは私にとって非常に残酷な言葉だ。

あなたは以前から異性関係が派手だ。
いずれ、あなたは彼とも離れるだろうと思う。
あなたは、あなた自身を”本当に信じ、愛してくれる人”に出逢えるのだろうか?

お互い、生きていれば、この街で、いつか再び出会うかもしれない。
その時に憶えていたなら、私は笑顔であなたに応えたい・・・。
今のあなたの顔は、あなたの心の歪み、隠し事で冷たく曇っている。
私は以前のあなたのほうが輝いていたと思う。そして好きだった。
あなたに初めて会った時は、それがただの偶然ではなかったと信じている。
再会した時に、あなたの心が本当に綺麗になっている事を私は祈っている。

さようなら、最愛のあなたへ・・・
 』


これが私が書いた、彼女宛の最後のメッセージ。知り合いの通訳さんが翻訳するため、直訳でも通じるようにしてある。だから直球でかなり気恥ずかしい文章だ。今まで彼女に渡してきた文書やメモは粗末なメモ用紙に書いていた。最後までこれではまずいと思い、便箋を買って丁寧に書き綴り、お祝い用の赤い封筒に収めた。


店に着いてからの意外な展開、それは以前と同じく彼女の対応が”ごく自然”だった事だ。行く前に送ったメールにはしっかりと『 今日が最後の来店 』と書いてあり、この日がバレンタインデーである事から、彼女は店にいないと思い込んでいたのだ。私から逃げるように彼と出かけているものだと。だから不在を予期して店員に『 彼女に渡してくれ 』というメモまで用意していたのだ。彼女は割り切ったのか、開き直ったのか?

個室に入ると、すぐにもう一人の管理者と共に彼女が来たので用意していたプレゼントを渡した。丁寧に封筒に収めたメッセージは開封したが、人前だからか読んではいなかった。時間の空いた時、後で読むのだろう。3束の薔薇の花、チョコレート、彼女の写真、私の描いた絵。これら気持ちの込められたプレゼントを一つ一つ嬉しそうに眺めている。イヤリングも他の店員と一緒に見て、それが高価な物だという事に気付き、驚きと喜びで複雑な笑顔を見せていた。


そして数十分後、彼女らが席を外して店員一人になった。以前、味方をしてくれるようにお願いすべくメモを用意したが、そのメモを渡せなかった店員でもあり、彼女との信頼が厚く友人関係でもある女性だ。だが、マッサージの最中に私の股間を触るなど、ちょっとスケベで問題のある子だった。

「 彼女の事、好きなんでしょ? 」
「 あなた達、結婚しなさいよ~ 」

戸惑う私をからかい、いたずらっぽく笑っている。この店員はどこまで私達の事を知っているのだろうか。他の店員は先月入った新人ですら、彼女と男がどういう関係かを知っている。そして誰もが早く諦めて新しい恋人を見つけるように促す。この店員は確かに彼女とは仲が良かったはずだ。しかも前回メモを渡した店員とも親しい。そんな子が私達の事を知らぬはずは無い。

私が抱いた疑問と葛藤をよそに、彼女が度々私のところまで来るのでメモが渡せない。ようやく離れたところを見計らって例のメモを見せた。自己紹介、出逢ってからこれまでの経緯、知っている事実の詳細、男を彼女に近付けさせない事、彼女に協力し守って欲しいと書いてあるメモだ。

メモを一通り目を通すと、にこやかな笑顔でからかっていたこの店員の態度が急変した。

「 後でメールをちょうだい 

小声でそれを伝え、互いに電話番号を教えた。以降は会話が途絶えた・・・。


やがて彼女がやってきて、いつものように私の傍らに来て私の両足に頭を乗せて休んでいる。二人でなにやら雑談をしている。彼、あの男がいるのか気になっていたところに会話の内容が一瞬だけ聞き取れた。この店員の計らいなのか、わざと彼女に誘導尋問したかのように。彼は今、どうやら帰省しているらしい・・・。

「 あの人は彼の居ない時にだけ、あなたを愛する 

あの店員の言葉が浮かんでは消えていく・・・。


いつもどおり、いや、ほんのちょっと短い時間だったが店を出る事にした。2時間にも渡るマッサージを終え、嬉しそうに話す彼女を見ていたが私が辛くなったのだ。雑談も長く続いていたし、話したい事はあったけれど、それは言葉では伝えられない。全てはあの手紙に書かれているメッセージに込めてある。お得意の、、、便箋5枚にも渡る長文だ。そして別れの辛さに、これ以上は無理だ・・・、と。

「 もう帰るの? 」
「 3本の薔薇の花って、何か意味があるの? 」

特に意味は無い事、時間はあるが体調が悪く帰る事を伝え、帰り支度を始めた。先日決めていた、彼女を手繰り寄せ強く抱きしめる、そして別れのキスを・・・、実行しようと考えていたが結局、意味が無いだろうと諦めてしまった。もう会う事は無いだろうし、彼女の心に何かを残しても互いに辛いだけだ。さりげなくこの場を去ろう。


この日、彼女は前回までのような玄関外まで見送る事は無かった。しかし、帰り際に何度もこの言葉を繰り返していた。

「 また来てね! 」
「 メール、ちょうだいね! 」

彼女のその言葉から振り切るように、後姿のまま顔を縦には振らず、小さな声で「 うん 」。私にはそれだけしか応えられなかった・・・。

これで良い、これで良かったんだ、この苦しみからやっと開放されるんだ。そう何度も自分に言い聞かせていた。





夜、日が変わる前に彼女からのメールが一通届いた。

 バラの花をありがとう。私もあなたに何を言って良いのかわからない。本当に。私は私があなたにとても多く借りがある事をわかっています。あなたの体調が悪いのも私が原因だとわかっています。私は本当にとてもあなたに合わせる顔がない。あなたが今後私に会うかどうかに関わらず、私は全くあなたを責めることは出来ない。ただ一つ、あなたが少し楽しくなる事を望みます。あなたは今の私の性格が以前ほど明るくないと言っていました。それもあなたが原因ではないのです。本当です。私がこの店をオープンするのは本当に容易ではなかった。他の人に多くの借金があった。今、また商売は上手く行っていないのです。毎月お金を損している。だから私の心は良くないのです。 
(※全文引用/一部意訳)


彼女のお礼の言葉、謝罪、そして現状を語ってくれていた。感無量・・・、と言いたいところだが、この文面には彼との事が何も書いていない。そして私に対しての礼も謝罪もただの友達としての物だ。どこにも私を呼び止める事も再会を願う言葉も無い。文末は仕事で苦労しているから、という言い訳にしか読めない。締め括る言葉さえ無いのだ。

「 どうせもう来ないんなら、私の言い分も言わせてよ! 」

私には彼女がそう言いたいように感じた・・・。

そして、そんな文面になったのも私には理由がわかっていた。彼女が席を外した時、あれほど身につけて離さなかったお気に入りの薄型ケータイ。それが無造作にソファの上に置いてあった。そう、悪いとは思ったが覗いたのだ。メールは操作方法がわからず開けない。だが、アドレス帳は開く事が出来た。彼女の弟、友達、、、かなりの件数だ。

・・・見つけた!

そこに書いてあった私の名前は” 日本 ”だった。これは以前の2つ、機種変更前の電話でもそうだった。当時はそれほど深くは考えていなかった。彼女が面倒がる性格なのか、何か意図があっての事かはわからない。しかし、確かに私は彼女に名前を呼んでもらった事は一度も無い。何度自分の名前を紙に書いて渡しても、1年半以上付き合っていても。私は彼女にとってそれだけの、その程度の男だった、としか理解出来なかった・・・。

名前だけではない。8月には私の住んでいるマンションの住所を彼女に教えていた。場所、地図を添えたメモも渡していた。一度だけではなく、二度も。しかし、先日決めたであろう彼女の新しい引越し先は結局最後まで教えてもらう事無く終わった。”何かあれば彼女は私のマンションを訪ねるだろう”という私の希望も無くなった。私の名前を書いたメモのように捨てられてしまったのだろうから・・・。




先ほどの店員からメールが届いた。

『 こんにちは、(中略)
私はあなたと知り合えてとても嬉しい。
私達、友達になれますか?
 』


・・・。
・・・・・。
・・・・・・・ま、まあ、いい。

まだ、私と彼女との関係、完全に切るのは難しそうだ。このまま完全なる絶縁を望んだが、後何通かは彼女とのやり取りは続くかもしれない。今更私の味方が一人増えたところで何も変わりはしない。以降、私は彼女と会うつもりは無いのだから。彼女が望まぬ限り、男との関係を切らない限り、全ての疑惑をクリアしない限りは。



いつまでも落ち込んでいても仕方が無い。先日、とある場所で出会った女の子2人とメールや通話をしている。容姿、性格、家庭環境、育ちすらも彼女よりも上だ。そして、どちらも完璧ではないが日本語が話せるのだ。別れたこの彼女は『 言葉は関係が無い 』と言っていたが、私にとっては別れる原因を突き止める事も、困っていた彼女を救う事も出来ず、致命的だったと後悔している。文字でしか自分の想いを伝えられなかったのだから。だから私は日本語の話せる彼女らを選んだ。

この彼女らと親しくなり、もしかするとどちらか一人と恋人同士になれるかもしれない。それはそれほど遠い未来では無いだろう。別れたと言っても、心のどこかには”これは永遠の別れじゃない、彼女が望むならば会いたい!”という気持ちが未だに残っている。だが、その気持ちも出会ったこの彼女らと仲良くなれば、やがて薄れゆく物・・・。



私は今、かつてのあなたと同じ事をしている。
・・・秘密にはしていないが。

つくづく思う・・・。

やはり私達は、似ていたのだな・・・。










肖像画のための素描

彼女にプレゼントと共に渡した素描
人物デッサンは高校以来の事なので、要領を忘れてしまった。これを元に、ボードに描く予定だった。使う画材はガッシュ、不透明水彩で帰国時に買い揃えるつもりだった。ここまで描いておいて終わるのは心苦しい。こうしてスキャン画像を残したのは、渡した後からでも描けるように、という無駄な配慮なのだが続きを描く事は無いだろう・・・。




だけどこのズルズル・・・、まだ続く、かもしれない・・・ね。
続くにしても、どうか、良い形でありますように・・・。




補足/追記2/20 6:00



彼女が老板娘(おかみさん/管理者/マネージャー)を勤める足浴というマッサージ店には二種類が存在する。健康法として長い歴史を経て確立された物を行う店と、裏でいかがわしい風俗まがいの事をする店だ。彼女の勤めていた、経営していた店は前者であり極めて健全かつ真面目な店だ。最近はTVなどで有名になっているので、ご存知とは思うが、お湯に足を浸け、その後足裏マッサージを行うという物だ。とても痛いが終わった後は足が軽くなる。

今回の体験は彼女が絶対的に悪いというわけではなく、私自身にも非がある。彼女のために使った費用はかなりの高額に及んでいる。しかし、私自身はそれを損とは考えてはいない。むしろ彼女には、それ以上の優しさと付き合いをさせて貰い、非常に感謝している。決して中国人だから、という感覚の違いで起きた事では無い。酷い事をされたと勘違いされぬよう、彼女の名誉のため追記した。

 後日談になるが、あの彼女に問うメールを送り、彼女が『良い友達になれる』と書いた日。その後日はバレンタインデー。だから彼女は私が来た事によって、私が友達になった、承諾したのだと思ったのだな。それで彼女の顔がいつもより笑顔になっていた。だから別れのメッセージを書いた手紙を読んで、あのメールを返したのだろう。礼と謝罪と、仕事の大変さを書いたあのメールを。

 それに気付いたのは今さっきだ。情けない、私は彼女と別れる事と彼女にどうやって言い込めるかだけを考えていた。今はただ、彼女が今後も健やかな生活を送れる事を祈るだけだ。


これまで長期に渡り、長文を読んでくださった皆様に感謝いたします。
この件にまつわる日記はこれで終了と致しますが、何らかの動きがあったら、また何かを書くかもしれません。

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コメント

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ありがとう!

いつもコメントありがとうございます。
これで、ようやく終わる、という感じです。
肩の荷が下りた、とまでは言いませんが(^o^;)
そして、文末に書いた、彼女への連絡を最後に途絶える事が出来れば終了です。

ともあれ、新しい出会いはありましたんで、今後どう頑張るかで決まってきます。
こんなに表に書くべきじゃないプライベートな日記は最後にしたいな(汗)