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雑記・中国のアニメ事情

【レポート】中国の大規模アニメイベントは政府機関主催 - NPOセミナーより (1) 杭州のアニメ祭来場者は東京国際アニメフェアの3倍 (MYCOMジャーナル)

今年は行かなかったけど、凄い来場者数だったようです。どこまでが正規品か、という事は私も気になってました。本当に版権元の許可を得て放映、商品化されているのか・・・。



以下、中国国内で放映されているアニメの話題
長文なのと著作絡みの画像もあるので追記にしました。問題になるようであれば即座に削除します(;^ω^)


続き。


先週まで行っていた無錫で観ていたアニメの専門チャンネルでは日本の作品が多かっただけに、国外アニメの規制が強化される今後が気になります。

以下、EX-P505のモーションプリントによる画像。TV画面直接撮影なので汚いのはお許しを。


グランゾート

光能使者(魔動王グランゾート)
(C)サンライズ
オープニングはタイトル・ロゴの上に中国版タイトルの重ね。見てのとおり歌詞は原曲の物を翻訳した物では無く、全くの別物。エンディングは翻訳した物で呪文部分は当て字で表現されていた。歌手の声はオリジナルに声質が似ている人を起用している。伴奏そのものはオリジナルのカラオケや生演奏を使用せずMIDIと思われ、少し迫力不足に感じた。実は私のサンライズでの動画デビュー作だったりする。また、OVA版(冒険篇)では中国シンセンのアニメ製作会社へ出向し、動画検査をしていた。当時の呼び名はタイトルどおり”魔動王”だったのだが、どうして光能使者になったのかは想像が付かない。

本編はきちんと翻訳、現地声優によるアテレコもしている。画面下には中文字幕があり、私のようなヒアリングが苦手な人でもある程度はニュアンスを掴みやすい。しかし、一箇所どうしても笑ってしまう部分がある。それは「ニンジン!ニンジン!」と場面切り替えに使っているDN(バンク)カットだ。音声はオリジナルのままなのだが、その上に現地声優が「ルォボ!」(ニンジンの中国語)という一声が重ねられている。ここだけが珍妙なのだ。


四駆兄弟
四駆兄弟(爆走兄弟レッツ&ゴー!!)は番組用に新たに曲を作っていた。こちらもMIDIによる演奏なのか安っぽく聴こえる。映像は本編とオリジナルのオープニングを切り貼り編集した物で無理矢理倍速で表示している部分もあり、映像と併せてどうしてもバッタ物に見えてしまう。上のグランゾート同様、ある話数のエンディングの使いまわし。

テニスの王子様
網球王子(テニスの王子様)は7月20日から正式放映が開始された。番宣でちゃんと「日本で大人気のアニメ~」と紹介されているのが妙に嬉しい。こちらでも大人気のようで映像がよく流れているが、声優のコンサート映像等も紹介され、声優人気も中国本土へ上陸しているのが実感出来る。会社の通訳が意外に声優の名前を知っていたのも、この辺りのメディアの影響もあるだろう。

ウルトラマン・ティガ

ウルトラマン・ティガその2
アニメでは無いがウルトラマン・ティガ。こちらも正式な権利を得ているようで、曲はオリジナルを翻訳、現地の歌手を起用。スタッフクレジットも日本人スタッフの名前が中文でしっかり書かれている。エンディングも使い回しでは無い。内容もオリジナルのまま、かなり忠実に翻訳してあった。しかし、グランゾート同様、タイトル・ロゴが出るのと同時に中国版のタイトルが重ねられるのが少々残念だ。また、隠し切れておらず、タイトル・ロゴの隙間から元のタイトルが見えている。

余談だが、ウルトラマン・ティガというようなタイトルの場合、ティガの部分が前方に付く。ティガ・ウルトラマンといった感じだ。下のウルトラマン・タロウはただ、ウルトラマンとしか書かれていない。また、似たような映像の物、例えば先日スーパーで見かけたVideoCD、ジャンボーグA等は全て奥特曼(ウルトラマン)というタイトルが付いていた。それは納得出来るのだが、全く別の物、海賊版DVDによくあるのだが、例えば仮面ライダー。これもまたウルトラマンなのである。どうした物か。

ウルトラマン・タロウ
ウルトラマン・タロウその2




ドラえもん
アニメ主題歌を紹介する番組
アニメの主題歌をオリジナルのまま流し、"歌詞大意"の文字通り曲の歌詞を大雑把な翻訳を付けて紹介している。映像は本編の物を編集して使用している。日本語のまま流れているのは不思議な感じがする。MTVと呼ばれるアニメの主題歌を本編映像とともに数多く収録したDVDも発売されている。これも海賊版と言えるのかもしれないが。


アニメ懸賞番組

アニメ懸賞番組2

アニメ懸賞番組3
アニメ懸賞番組4
アニメの懸賞番組
中国移動、連通といったケータイキャリアや小霊通(PHS)から答えをメール(SMS)で送信、抽選で豪華商品が当たる番組。制限時間付きで2枚の絵から間違い探しをする簡単な物から、登場人物の名前、流れている日本語の歌から作品タイトルを答える物等、その難易度はざまざま。(3~4択で該当する数字を入力する。画面→の"如:数字"というのは"例:入力する数字"と同じ意味)一日2回放映、アニメショップの紹介やインタビューのコーナーも。インタビューに答える子供や若者はオタクという感じでは無いが、結構アニメに詳しい。

街中を歩いていると子供たちがウルトラマンや仮面ライダーのカードで遊んでいるのを見かける。自分もそうだったと懐かしく感じるのだが、何かが違う。それは時代とともに新しい番組で育った私達とは違い、彼らは新旧に関係無くそれを現在、観ている。それが日本で放映された時代や時代背景、順序等、全く関係が無いし、彼らはそれを知らないのだ。もちろん流行に敏感なファンやマニアは雑誌やネットで情報収集しているのだろうから、それが全てに当てはまるわけではない。しかし先の90年代に放映されていた「レッツ&ゴー!!」「サイバーフォーミュラ」が今、中国ではブームであり、玩具もコンビニにも売られている。

中国産アニメ

中国産アニメ2

中国産アニメ3
中国産アニメ4
国産アニメの一部
3DCGや動画枚数をフルに使った物、デジタル彩色の物があり、FLASHを使用したアニメも多い。残念なのは、技術、センス的に日本には遠く及ばない事だ。しかし、現在放映されている日本のアニメも、中国等の海外の力を借りなければ製作は不可能、近年の国内技術力の低下、人材不足は深刻だ。こうした作品を見て笑っている場合では無い。中国国内にはディズニーの下請けをしているスタジオもある事から、将来的に日本を追い越すアニメ大国になる可能性を秘めている。

動画新概念
動画新概念
TVアニメにこだわらず、各国のアマチュア作品等も紹介している。アニメを酷評するコーナーもある。これとは別にアニメの技術面を問う番組も下のようにある。

学院派?道
新人発掘番組
番組名に日本に無い漢字があるため画像タグには”?”と記した。高校、専門学校、大学を問わず新人発掘を中心にした番組。3DCG作品が目立つが、中には日本のアマチュアレベルを超える質の作品もあったりする。将来が楽しみであり、そして怖くもある。

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